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【業務スーパー】塩の値段が1㎏72円 塩はなぜ安いのか? 食塩は天然塩なのか?その違いとは

業務スーパーでは、塩が手頃な値段で売られていたので購入してみました。

業務スーパーの塩

塩の値段

スーパーには、粗塩や岩塩、だし塩やハーブ塩、減塩タイプなど様々な種類の塩がが置いてありますが、値段も高いものから安いものまで様々です。

日本で流通量が多く、家庭で一般的に使われている食塩は、精製塩で比較的手頃な値段で購入できます。

業務スーパーでは、1㎏72円(税抜き)で売られていたので購入してみました。

業務スーパーの塩
内容量は1㎏

業務スーパーの食塩72円(税抜き)です。

原産国は中国で内容量は1kg、輸入は業務スーパーを展開する神戸物産です。

商品のパッケージに、「精製加工した食塩」と記載されていますので精製塩になります。

塩は他のスーパーでは、イオンのトップバリュで1㎏108円、100均のダイソーでは1kg100円です。

業務スーパーの塩は、手頃な値段になっていると思います。

業務スーパーの塩を実際に使ってみた感想

私が実際に使ってみたところ、一般的な食卓塩に比べ粒はやや大きめで、味はクセのない普通のお塩だと思います。

私がつみれ汁に使ったときは、辛すぎず、ちょうど良い塩味が素材を引き立てて、美味しく作れました。

つみれ汁

塩は、肉や魚、野菜の下処理やパスタを茹でたり、調理の際に頻繁に使いますし、料理以外にもまな板やタッパーなどの消臭や茶渋などの汚れ落としなどにも使うので安いと惜しみなく使えるので助かります。

業務スーパーの食塩は、手頃な値段になっており、購入して良かったと思います。

塩はなぜ安いのか

日本生産されている精製塩は、一般的にイオン交換膜法という製法で塩化ナトリウムを精製したものです。  

海水から電気分解で塩化ナトリウムだけを取り出して濃い塩水を作りその後煮つめて塩の結晶を作ります。

塩田が必要なく、天候にも左右されないため 工業的に効率良く優れた品質の塩を造ることができます。

また、海外の大規模塩田で大量生産された塩を輸入して原料に使用しています。

どちらも大量生産を実現しているため、コストを抑えることができ、比較的安価で供給できます。

伝統的な製法を使用することが多い天然塩は、製造にコストがかかり、生産量も少ないため、大規模生産の塩に比べると値段が高くなっています。

食塩は天然塩なのか? 塩は天然塩と精製塩と再生加工塩に分類できる

天然塩

一般的に、天然塩とはミネラル分を多く含んだ塩のことです。

天然塩は塩化ナトリウム以外に、マグネシウムカリウム、カルシウムなどのミネラル成分が含まれているため、旨味を感じ奥深い味わいになります。

天然塩の味わいは、ミネラルのバランスで決まるため、塩の個性がでます。

また、天然塩は粒子が荒いものが多く、しっとりとした手触りが特徴です。

岩塩も天然塩に含まれますが、岩塩はミネラル成分は少ないとされています。

天然塩ならば、天然塩に含まれるミネラル分を体に取り入れられますが、天然塩から補給できるミネラルはごくわずかであるため、健康に大きく影響しないと言われています。

塩は取り過ぎると、反対に健康を害する恐れがあるため注意して下さい。

精製塩

原料となる塩を加工し、塩化ナトリウム以外のミネラル分がほとんど除去されているため塩分濃度が高く、少し舐めると辛い味がするのが特徴です。

精製塩は、ほぼ塩化ナトリウムのみを含むため、どの商品も味わいはあまり変わりません。

食卓塩などサラサラしているものが多いので、使いやすいのが特徴です。

再生加工塩

再生加工塩は、原料の塩に人工的ににがりなどミネラルを足し、成分調整を行ったものです。

精製塩や輸入した塩を一旦溶かして、にがりなどの海水を加え、再度結晶化させます。

天然塩ではありませんが、精製された塩よりもミネラル分が多いことが特徴です。

天然塩と精製塩、再生加工塩の見分け方

「天然塩」「自然塩」といった表示は誤解を招くとして使用することを禁止されており、パッケージに表示されている製造工程で見分けることができます。

天然塩...工程に「天日」「平釜」の表示
精製塩...工程に「イオン膜」の表示
再製加工塩...工程に「溶解」の表示

天日   塩田などで太陽や風など自然の力を利用して水分を蒸発させる
平釜   開放釜で煮つめて塩水を濃縮または結晶化する
イオン膜 海水を電気分解して塩化ナトリウムだけを取り出す
溶解   天日塩や岩塩などを水に溶いて濃い塩水を作る