業務スーパーにはたくさんのお買い得な商品がありますが、日常の食卓で欠かせない食材の値段も大変低価格で驚いてしまいます。
そのなかでも特にお安いのが中力粉です。
一般的に小麦粉は、薄力粉が主流でパン作りをする方は強力粉も使われると思いますが中力粉はあまり使われないと思います。
中力粉はうどんや素麺などの日本の麺類に使用されています。
今回はそんな業務スーパーで手頃な価格で購入できる中力粉をご紹介します。
業務スーパーの中力粉の値段は1kg138円 業務スーパーの粉物の値段は安い
業務スーパーの小麦粉には、薄力粉、強力粉、中力粉がありますがお値段は他のスーパーと比べてとても手頃な価格となっています。
強力粉 1kg185円
中力粉 1kg138円
※税抜き価格
中力粉は他のスーパーではほとんどおいておらず、中力粉にあたるうどん粉はたまにありますがお値段は、1kg400円くらいです。
業務スーパーの中力粉は1kg138円なので大変手頃な価格となっています。
業務スーパーの中力粉1kg138円です。
原材料の小麦粉は輸入又は国産となっていて、輸入小麦粉の産地は記載されていません。
業務スーパーの中力粉の製造は製粉大手のニップンです。
強力粉と中力粉の違いとは
小麦粉はたんぱく質(グルテン)含有量によって強力粉、準強力粉、中力粉、薄力粉に分類されます。
小麦粉 | たんぱく質の含有量 | 用途 |
---|---|---|
強力粉 | 約11.5~13.5 | パン |
準強力粉 | 約10.5~11.5 | ハードパン、中華麺 |
中力粉 | 約8.5~10.5 | うどん、素麺、冷麦 |
薄力粉 | 約7~8.5 | ケーキ、クッキー、天ぷら |
小麦粉に含まれるグルテンの含有量によって粉の特徴に違いがあり、グルテンが多い強力粉は弾力がありモチモチした食感になり、グルテンが少ない薄力粉はフワっとした軽い食感になります。
中力粉のグルテンの含有量は強力粉と薄力粉の中間で適度な弾力と軽さがあります。
業務スーパーの中力粉を使ってみた
中力粉の主な用途はうどん作りが適していて、中力粉のパッケージではたこ焼きもおすすめされてます。
私の場合は、小麦粉の主な用途はパン作りなので今回は強力粉の代わりに中力粉でパンを焼いてみました。
実際に業務スーパーの中力粉でパンを焼いてみたところ、強力粉のパンと比べて見た目や膨らみはあまり変わりませんでしたが、食感は大きく異なりました。
中力粉のパンは、どっしりとした重みがあり食感はとてもモチモチしています。
焼きたてはこのモチモチした食感が美味しいのですが、すぐに固くなってしまうのでパン作りには強力粉が向いていると思いますが、モチモチした噛み応えのあるパンが好きなら中力粉でも良いと思います。
中力粉のレシピ アツアツモチモチの中華まん
中華まんの生地の作り方は様々なレシピがあり、薄力粉と強力粉を合わせて作るものや、薄力粉のみの作り方があります。
また、生地を膨らませるのにベーキングパウダーやドライイーストなどが使われます。
薄力粉のみの中華まんはふわふわした食感になり、中力粉の中華まんはモチモチした食感になりますのでお好みで作ってみて下さい。
できたてアツアツの中華まんはふかふかでとても美味しいです。
寒い冬にぴったりなので是非試してみて下さい。
【中華まんのレシピ】
材料
☆生地
中力粉 200g
砂糖 小さじ1
ドライイースト 小さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1
胡麻油 小さじ1
塩 小さじ1/4
ぬるま湯 120㎖
☆肉あん
豚挽肉 100g
椎茸 2枚
玉ねぎ 1/4個
人参 1/5本
おろし生姜 大さじ1/2
☆調味料
醤油 小さじ1
酒 大さじ1/2
砂糖 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
オイスターソース 大さじ1
片栗粉 大さじ1/2
胡麻油 大さじ1/2
塩 少々
コショウ 少々
作り方
- ボウルにぬるま湯とドライイーストと砂糖を入れて混ぜ合わせ、中力粉、ベーキングパウダー、胡麻油、を入れて最後に塩を入れて混ぜ合わせ、ひとつにまとめる。
- 生地がなめらかになるまで5分ほど捏ねてラップして温かいところにおく。
- 生地が2倍の大きさに膨らんだら4等分にまとめて10分おく。
- ボウルに挽肉と生姜みじん切りにした肉あんの材料をよく混ぜ合わせ、4等分にまとめておく。
- 打ち粉をした生地を麺棒で12㎝ほど伸ばし肉あんをのせて包む。
- せいろにクッキングシートをひいて中華まんを並べ蓋をして温かいところにおいて二次発酵させる。
- 中華まんがひとまわり大きくなったらせいろを沸騰した鍋にのせ強火で15分蒸したら完成です。